演奏者の衣装、楽器のフォルム自体独特で、目と耳で演奏を楽しみました。
普段聞けない音とリズムが感覚を刺激しました。
演奏に使う楽譜はなく、バリ島に直接行って口伝えで学び、日本で曲を練習し完成するそうです。
そうして大切に出来上がった曲だと知ると、現地の人との絆も感じられます。
演奏中、指揮者役の演奏者が、ばちを上に大きくグルンと回したら、それが合図で次のパートに移る。
そんな一体感も観ていて魅力です。
竹の筒で作られた太鼓のような楽器です。
1番大きい楽器(ジェゴグ)は、楽器自体に演奏者が乗って演奏します。
ジェゴグの音は、なんと3キロ先まで届くそうです。
それでも、うるさい音ではなく、心地よい低音で、どこか神秘的な響きです。
スカルサクラとは、名古屋音楽大学 栗原幸江教授を中心に結成されたガムラングループです。
日本国内唯一のジェゴグ演奏グループだそうです。
6月29日にスカルサクラによるガムランジェゴグのコンサートが開催されました。